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喫煙と歯周病
喫煙と歯周病は大きく関係しています。
★喫煙者は歯周病にかかりやすい
歯周病は細菌感染によって歯周組織が破壊される病気です。
喫煙による一酸化炭素やニコチンの摂取により、血管収縮、免疫力の低下などを引き起こし、
歯周病菌の活動が活発化します。
喫煙者の歯周病リスクは非喫煙者の2~6倍にも高くなるといわれています。
また、吸う本数に比例して高くもなります。
★喫煙者は治りが悪い
歯周病治療は口腔内の歯周病菌を減らし、人間本来のもつ自然治癒力を利用して
歯周組織の状態を改善させていきます。
つまり、どんなに歯科で治療をしても、患者さん自身のもつ治癒力が低ければ、
状態がなかなかよくなりません。
そのため、喫煙は有害物質により、自然治癒力に大きな悪影響を及ぼし、
歯周病の治りを悪くします。
それどころか、重症化しやすくなりますので十分な注意が必要です。