小児矯正について

大切なお子さまの未来を、
私たちと一緒に守っていきましょう。

お子さまの健やかな成長を願う保護者様にとって、歯並びは気になるポイントの一つではないでしょうか。「いつから始めればいい?」「痛みはあるの?」といった不安を抱える方も少なくありません。

小児矯正の最大の特徴は、お子さま自身の「成長する力」を活かせることです。あごの骨を正しく育てることで、将来的に抜歯をせずに永久歯をきれいに並べる可能性を高め、お顔立ちのバランスや正しい呼吸・発音の習得もサポートします。一生涯続くお口の健康と、自信あふれる笑顔は、ご家族からお子さまへの素晴らしい贈り物になります。まずは検診を兼ねて、お気軽にご相談ください。
大切なお子さまの未来を、私たちと一緒に守っていきましょう。

小児矯正の重要性

子どものうちにしかできない、一生ものの土台づくり

小児矯正は、単に歯をきれいに並べるだけではありません。大人になってからでは不可能な、「あごの成長をコントロールできる」という点が最大のメリットです。子どものうちに矯正を行うことがなぜ重要なのか、4つのポイントで解説します。

  • POINT 01

    永久歯がきれいに並ぶ「スペース」を確保できる

    歯並びが悪くなる主な原因は、あごのサイズに対して歯が大きすぎること(スペース不足)です。小児矯正では、成長期に合わせてあごを正しい大きさに広げることで、将来的に永久歯が自然に並ぶための土台を作ります。これにより、大人になってからの抜歯リスクを大幅に減らすことが可能です。

  • POINT 02

    コンプレックスを解消し、自信を育む

    歯並びが原因で「口元を隠して笑う」「人前で話すのが苦手」といったコンプレックスを抱えてしまうお子さまも少なくありません。思春期を迎える前に歯並びを整えることは、健やかな心の成長と、自信に満ちた笑顔を育むことにつながります。

  • POINT 03

    「噛む・話す・呼吸する」といった機能を正しく育てる

    歯並びの乱れは、食べ物の噛み合わせだけでなく、正しい発音や「鼻呼吸」の妨げになることもあります。
    咀嚼(そしゃく): 消化吸収を助け、脳の発達を促します。
    呼吸: 口呼吸を改善し、鼻呼吸を促すことで免疫力の向上や風邪の予防に繋がります。小児矯正は、全身の健康を支える「お口の機能」を正しく発達させる役割も果たします。

  • POINT 04

    将来的な治療負担(期間・費用)を軽減できる

    子どものうちに「あごの土台」を整えておくことで、大人になってから再度矯正(2期治療)が必要になった場合でも、治療期間が短縮され、より理想的な仕上がりが期待できます。結果として、トータルの治療費用や体への負担を抑えることにも繋がります。

治療を開始するタイミング

「乳歯がまだ残っているけれど、いつ相談したらいいの?」と迷われる保護者様は非常に多いです。結論からお伝えすると、理想的な相談のタイミングは、前歯が永久歯に生え変わる「6~7歳頃」です。しかし、歯並びの状態によってはお子さまが3~5歳の「乳歯のみ」の段階から準備を始めた方が良いケースもあります。

6~7歳が推奨される理由

この時期は、あごの骨がまだ柔らかく、成長の力を利用して土台をコントロールできる「1期治療(小児矯正)」に適した時期だからです。あごの幅を広げることで、将来的に永久歯が並ぶスペースを無理なく確保できます。

早めの相談(3~5歳)が必要なケース

以下のような症状がある場合は、6歳を待たずに一度ご相談ください。

  • 受け口(反対咬合):下の歯が上の歯よりも前に出ている。
  • 指しゃぶり・口呼吸の癖:歯並びだけでなく、あごの形が変形する原因になります。
  • 極端な出っ歯:前歯が突出しており、転倒時に歯を折るリスクが高い場合。

年齢別・治療の進め方

お子さまの矯正治療は、成長のステージに合わせて「1期治療(準備)」と「2期治療(仕上げ)」の2段階に分かれます。それぞれの時期でしかできないアプローチがあり、適切なタイミングで開始することが、将来的な負担軽減につながります。

【3~5歳頃】乳歯期(早期治療・癖の改善)

この時期の目的は、骨格的な歪み(受け口など)の改善や悪習癖の除去など、歯並びを悪くしている原因を取り除くことです。主な内容としては、正しい舌の位置や飲み込み方のトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)、寝ている間にマウスピース型装置であごの適切な成長を促す、歯並びに悪影響を与える指しゃぶりや口呼吸の改善アドバイスなどを行います。

【6~12歳頃】混合歯列期(1期治療:あごの土台づくり)

永久歯への生え変わりが進む時期で、小児矯正のメインとなるステージです。この時期の目的は、あごの横幅を広げ、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保することです。取り外し式の装置(拡大床)などで、あごをゆっくりと適切な大きさに広げます。また、永久歯が正しい位置に生えてくるよう誘導します。

【13歳以降】永久歯完成期(2期治療:歯並び・噛み合わせの仕上げ)

全ての歯が永久歯になった後の、いわゆる「成人矯正」と同じ段階です。ワイヤー矯正やマウスピース型矯正で1本1本の歯を精密に動かし、正しい噛み合わせと美しい歯並びを目指します。詳しくは成人矯正をご覧ください。

成人矯正

矯正装置の種類

プレオルソ(機能矯正マウスピース)

プレオルソは、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。歯を直接動かすのではなく、お口周りの筋肉を整えることで、自然に正しい歯並びへと導きます。

最大の特徴は、歯並びを悪くする原因である「口呼吸」や「飲み込みの癖」まで改善できる点です。柔らかい素材で痛みが少なく、装着は「就寝中」と「日中の1時間」のみ。学校へ持っていく必要がなく、お子さまの心身の負担を抑えながら、健やかな成長をサポートします。

拡大床

拡大床は、装置の中央にあるネジを回し、あごの横幅をゆっくりと広げる取り外し式の装置です。成長期のお子さまに用いることで、永久歯が重ならずに並ぶための「土台(スペース)」を確保します。

最大のメリットは、将来的な抜歯のリスクを大幅に減らせる点です。食事や歯磨きの際は外せるためお口を清潔に保ちやすく、主に自宅や就寝時に装着するため、学校生活に支障なく治療を進めることができます。

料金

初診相談 無料
※相談は何度でも無料です。お気軽にどうぞ。
検査・診断 55,000円(税込)
※矯正治療を希望されるすべての方に検査が必要です。資料を基に分析診断し、治療計画をお話致します。
小児矯正 1期治療基本料金 385,000円(税込)
2期治療継続の場合 385,000円(税込)
来院毎の治療費 5,500円(税込)
プレオルソ矯正 150,000円(税込)
成人矯正(ワイヤーによる方法) 基本料金 770,000円(税込)
来院毎の治療費 5,500円(税込)
マウスピース矯正

基本料金770,000円+特殊材料費330,000円(税込)
来院毎の治療費 2,200円(税込)

  • ※途中でワイヤーへ移行した場合、治療費5,500円~ / 回。
  • ※取り外し式装置の紛失などによる再製作については、装置ごとに別途再製作費用をご負担いただくことがあります。

小児矯正 よくある質問

Q 何歳くらいに相談に行くのがベストですか?
A

一般的には、前歯が永久歯に生え変わる6~7歳頃が最初の目安です。ただし、受け口(下の歯が出ている)や、あごのズレが顕著な場合は、3~5歳の乳歯のうちから対策を始めた方が良いケースもあります。「早すぎるかも」と思わず、気になったタイミングで一度検診にお越しください。

Q 乳歯が残っているうちに始めるメリットは何ですか?
A

最大のメリットは、あごの成長をコントロールできることです。大人になってからでは不可能な「あごを広げる」アプローチができるため、将来的に永久歯を抜かずにきれいに並べられる可能性が格段に高まります。

Q 矯正治療は痛いですか?子どもは耐えられますか?
A

装置を初めてつけた時やネジを回して調整した直後は、数日間「締め付けられるような違和感」が出ることがあります。しかし、お子さまは大人よりも順応が早く、数日で慣れてしまうことがほとんどです。当院ではできるだけ痛みの少ない装置を優先的にご提案しています。

Q 装置を嫌がってつけてくれないか心配です。
A

無理に強制すると長続きしません。当院では、お子さま本人が「なぜこれをつけるのか」を納得できるよう、優しく丁寧に説明を行います。また、マウスピース型など、日中外せる装置を選ぶことで、お子さまのストレスを抑える工夫も可能です。

Q 期間はどのくらいかかりますか?
A

始めた時の状態によりますが、乳歯が比較的多い時期に始めると1~2年ほどの治療の後、生え変わりがちゃんと行われているかの経過観察になります。もう永久歯列になっているお子様の場合は1~2年位が目安になります。また、治療終了後に後戻りを防ぐ為にリテーナーというものを使用して頂きます。

Q 後戻りとは何ですか?
A

矯正治療で歯を適正な位置に動かしても、歯槽骨・舌・頬粘膜など周りの組織が歯をしっかりサポートしないと元に戻ろうと動いてしまいます。その作用によって整えた歯並びがまた動いてしまうことを言います。それら組織が歯の位置を覚えるまで(個人差はありますが)数年かかると言われており、その間はリテーナーという歯が揃った時に作る装置を使って戻らないようにしないといけません。