骨が少ないケース
インプラント症例4 ～骨が少ないケース～
Before
After
部位
右上456、3本埋入
治療
【術式】サイナスリフトによる上顎洞底粘膜挙上 後日埋入
コメント
※施術の効果には個人差があります
【年代】60代
【性別】男性
【治療内容】奥歯インプラント3本 骨造成サイナスリフト法
【治療期間】約1年
【治療費】1,540,000円
【デメリット】
・外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
・保険診療ではないので、治療費が高くなります
術前
埋入部位は上顎洞が房状に広がり、骨は皮質骨1.7mm程度の厚みしかありません。CTで確認すると、洞粘膜内部の肥厚があり慢性上顎洞炎が認められました。
また術中検査で、自然孔が狭窄し鼻孔との交通が困難な状態でした。
埋入前に上顎洞底粘膜挙上と骨の造成のための1次手術が必要です。
CT画像
左下写真で矢印箇所、頬側骨に穴が開いていることがわかります。
また、右下３D画像で骨が非常に薄くなっているのが確認できます。
サイナスリフト術後6ヵ月
計画上必要な骨が造成できています。これ以降は特別な骨造成の必要はなく通常の埋入でよさそうです。
埋入後
造成した骨の部分に4.7mm径のインプラント体を2本、手前の骨が元々あった箇所に4.2mmのものを埋入。
